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■西沢知樹さま

■西沢知樹さまより

「愛されるしくみ」を読んだしくみ 12月28日(日)

クリスマスに届いていた藤沢あゆみさんの「愛されるしくみ」を読み終わった。


読み終えたあとの感覚は、何か劇のシナリオを読み終わった時のような感じ。表向きは
きらびやかだけど、その実冷静な論理も中に横たわっている舞台の演出と似てたような。
言葉がすごく分かりやすく、読んでる時に直接理屈っぽさを感じることはないのに、
中にある理屈がすんなり理解できる感じだ。口調もメルマガよりだいぶおだやかで、
より広い層に馴染みやすいと思った。「~よん。」が多いなあという気もちょっと
したけど(笑)。


あちこちで溢れてる恋愛本にはダラダラと自分の経験談やナルシスティックな体験談の
あらすじを語った後、最後に「あなたもがんばってね、きっとうまくいくわ♪」とか
なんとかちょこっと付け加えて終わる様な、出来の悪い小学生の読書感想文みたいなのが多い。
装丁だけを見たらこの本もそんな一種じゃないかと思ってしまう人もいるかもしれない
けど、違います。読み手をちゃんと読み手が読む前に必要だと思ってる世界へ連れて
行くことを考えてくれてる。その分、書き手の性別に偏った視点じゃなくって、男性の
理解もきっちり織り込んでるので、逆にある種の人にとっては耳の痛い(けど役立つ)
箇所がたくさんあると思う。


私が特に個人的に気に入ったとこ(某CM風に)。


オトコのはしくれとしてグッと来たしくみ、1つ。 → sikumi8
ビジネスの視点で見て、感心した仕組み、1つ → sikumi9
はっきり気がついて無くて、ハッと膝を叩いたしくみ、3つ。 → sikumi4,5,18
でも、読み終わったあとの、終わりじゃないのにハッピーエンドな気分 → priceless


夜中なのでちょっと文章おかしいかな・・・起きたらちゃんと見直します(^^;




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